猫目漱石ぶろぐ~吾輩はにゃーである~

気まぐれで好奇心旺盛で飽きっぽい猫のようなオタク気質の筆者が興味のあることだけを発信する徒然日記。

バチェラー5

私は恋愛ドラマや恋愛小説、恋愛映画といった類のものは苦手なのですが、

(但しドロドロ愛憎劇的なものは好き。ピュアな恋愛ものが苦手)

恋愛バラエティー番組は割と好きで、バチェラーシリーズもしかり。

先週、私が毎週木曜日の楽しみにしていたバチェラー5が完結したので、猫目の一人反省会を(考察)をつぶやこうかなと。(以下ネタバレあり)

ちなみにバチェラー5はバチェロレッテ2で最終の2名に残った長谷川恵一さん。

当時あと一歩のところで涙を飲んだ長谷川さんがまさかバチェラーになるとは驚き。

っていうのも、歴代バチェラーとはちょっと毛色の違う、言ってしまえばちょっと頑張れば現実的に手が届きそうな男性だったから。

(今までは何社も会社経営している帰国子女の経営者とか、御曹司といったいかにもハイスペイケメン玉の輿確定人選だったので)長谷川さんも経営者とはいえまだ最近事業始めたばかりの駆け出しで、実際女性陣の方がハイスペなメンバーもいましたね。

そして最後まで観た結果、結論を言うと私の抱いた懸念通り、女性が必死で追う本来のバチェラーというよりは、38歳独身男性婚活リアリティーショーを見ている感覚に。苦笑。

あと、16名の女性の中でハーフの女性率が高かったところを見ると、長谷川さんはハーフ系が好みなのかなーと思いきや(オーディション時にバチェラーのタイプは絶対に考慮して選考してるはず)、結局ラスト2まで残ったお二方は純日本人だったのは意外だったかな。

ただ、西山さんは1話から「あー、男性ってこういう女性絶対好きよね」って思ったので、過度なアプローチしなくてもラスト2まで残ったのは恐らく視聴者の大半が予想できたのでは。あのくしゃっとした笑顔向けられたら好きになるわ!

そして大内さんのあの無邪気さ、愛玩動物のような愛くるしさも男性の本能で守ってあげたくなるんだろうなぁ。あれが素だとしたら天性の人たらし(褒めてる)よね。

包容力があっていつも落ち着いている美女と自分に懐いてくれる無邪気な美女、完全に男性によってどちらが好みかは二分しそう。

同世代からモテるのは西山さんで、年上(それも5歳以上)からモテるのは大内さんな気がする。

私が男だったら大内さんのリアクションや目力にきっとやられるんだろうなぁ。

彼女の後半繰り出す言動やしぐさは、モテ要素が満載でした。あっぱれ。

バチェラーという番組ルール上、バチェラーが女性を選ぶのだけど、長谷川さんは自分に対する女性陣の熱量が総じて高くない事を旅の途中で察したのか、自分を好きになってもらいたい、好きって言って欲しい感がヒシヒシと伝わってきたのがバチェラーらしくなくて新鮮でした。(故に途中から長谷川恵一婚活リアリティーショーに見えてきた)でもね、だからと言って最後のデートで二人にキスしちゃいかんだろ!どんだけ西山さんとキスしたいねんって思ってしまったわ。

そして残念なのがキスが上手くなかったんよね。俳優じゃないし綺麗なキスシーンを撮るのは難しいとは思うんだけど、とはいえちょっとがっついていたというか、38歳大人の男性にしてはうーん…なキスだったな。

あと気になったのは女性の内面をちゃんと見てるのかな。って思うくらい発言が浅かったな。もちろん人によって言語化するのが上手くない人もいるし、語彙力も人それぞれなのだけど、勇気を出して女性達が真剣な話をした後の返し方や、彼女達の好きな所を述べるシーンがちょっと浅いなと思ってしまった。

って、ついつい過去のバチェラーと比較するから辛口になってしまうのだけど、番組としては最後まで面白かったし、女性陣が過去一魅力的なメンバーでした。その中でも断トツで私は周さん推しでした。彼女はとても聡明な美女で、彼女と釣り合う男性こそなかなかいないんじゃないかなと(日本人じゃない方が合いそう)周さん、素敵な人と結ばれて欲しいな。愛シャさんも同様、魅力的だったな。

そこで感じたのは限られた時間内で決めるとなると、結局いくら人間性が素敵だとしても、性格<好みの顔で選ばれるのだなーと、今回&過去のバチェラーを見てつくづく感じるところであります。視聴者はデート以外のシーンも見ているけれど、バチェラーにとってはデートやパーティー中の彼女達しか見ていないわけで、人柄を知って好きになるまでの時間はないよね。だからこそ限られたチャンス内でいかに爪痕を残すかがカギなんだろうけれど、その点で最初から好みの顔って言うのはかなり有利だなぁと。(だから西山さんや月田さんは特別アピらなくてもいいところまで行った)

結局顔かよ!って何度思ったことか。

でもあいのりみたいに一緒に旅をして衣食住を共にしているわけじゃないし、仕方ないよね。だって顔って重要だし。

バチェラー6は青汁王子並みのハイスペックバチェラーを期待しています。

(ちなみにYouTubeで公開されている青汁王子版バチェラー【ラブディレクション】も別の意味でとても面白かったので機会あれば是非。)