野菜嫌いから野菜好きになった話。
今週のお題「苦手だったもの」
はてなブログには毎週公式のお題が出されるそうなので、この機会に毎週お題に沿ったネタを書いてみようと思う。
今週は「苦手だったもの」という事で、私の過去苦手だったものを…
一番最初に思いついたのは野菜。
子供の頃から偏食だった私は特に野菜の好き嫌いが多く、
・トマト・キノコ類全般・なす・もやし・緑の豆(枝豆など)全般・ピーマン・アスパラ・たけのこ………
これら野菜界のスタメンがほぼ食べられないという幼少時代を過ごしてきました。
人参・玉ねぎ・長ネギ・葉物野菜・根菜類しか食べられないので親も苦労したと思います。
きっかけは小学校一年の時の担任が給食残すな!という昭和丸出しのスパルタ教師だったので、完食するまで無理やり口に入れて気持ち悪くなり益々食べられなくなるというトラウマに。(親は食べたくないなら食べなくてもいいよスタンス。今となってはこれも本人のためになっていなかった気もする)
通信簿でも「猫目さんは給食を残しがち・好き嫌い多い」と書かれるのはもはやお決まり。
そんな私も大人になり、一人暮らししていた頃も嫌いなものは食べるわけもなく、ほぼ出来合いのお惣菜と外食の毎日を過ごします。
レストランでナスとミニトマトのモッツァレラチーズパスタを頼んでナスとトマトを抜いてください。と言った時の店員さんの顔は忘れられません。(ちなみにトマトソースは食べられる)そしてラーメン屋ではもやしが入っているかは何よりも大事な確認事項。
そんなインスタント食品程度しか自炊をした事がない私もご縁があり結婚。
そこで壁にぶち当たりました。
――嫌いな野菜多すぎて毎日の料理レパートリーないじゃん。
自分だけならまだしも、家族の健康面を考えると毎日同じような料理、食材しか使わないわけにもいかず、どうしたら克服できるのか頭を悩ませました。
まず最初にトマトはフルーツトマトのアイコからチャレンジし、難なくクリア。むしろアイコがきっかけでトマトは好物まで上り詰めました。ありがとうアイコ。
ピーマンはなるべく細かく切ってひき肉と炒めて紛れ込ませて濃い目の味付けからスタートして徐々に形状を大きくしていく方法でクリア。
そこで思ったのは、案外自分で作ると自分の好きな味付けで作るので割と何でもいけるじゃんって事。給食のトラウマでほぼ食べず嫌いが多かったのだと気づきました。
その調子でキノコ類もクリア(椎茸以外。でも出されたら食べられる程度までは克服)、豆類は枝豆とグリーンピース以外はクリア(これも出されたら食べられる)、もやしも好んでは食べない程度に克服。
トップクラスに嫌いだったナスも食べてみたら普通に美味しく、恐らくナスは見た目が気持ち悪くて食わず嫌いだったんだな、うん。
年を取ると味覚は変わるというけれど、好き嫌いを克服すると複数での会食で困る事もないし、「食べ物苦手なものある?」と聞かれたとき「椎茸以外はほぼないです!(`・ω・´)キリッ野菜好きっす!」と答えている自分、大人になったな。(昔だったらあれとこれとあれもこれも…と答えていた)
自分を自分で褒めてあげたいと思います。